【WEBライター必見】WELQ問題について知っておこう。
どうも、しえです。
特にクラウドワークスに関わっている方は、知っておきましょう。
みなさん、WELQというサイトをご存じですか?
ヘルスケア情報を扱うサイトです。
私が、WELQを知ったのはこの記事がきっかけでした。
要点を書きますが、是非目を通してください。
「健康や医療をもっと身近に。」 WELQ(ウェルク)はそんな想いから生まれたヘルスケア情報のまとめサイトです。(中略)
普段より弱気になりがちな、不調を抱えた時こそ、 健康や医療に関する、ありとあらゆる悩みや疑問を解決できる教科書のような存在になりたい。
引用元:WELQについて|WELQ [ウェルク]
このように、サイトについて説明しながら、記事の最後にはこう書かれていた。
当社は、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
読みやすいよう字の色は変えていますが、サイズは同じです。
教科書のような存在になりたい。と謳いながら、責任は持たないと。
その他にも、記事の内容に信ぴょう性の低い事項が書かれていたり、
オリジナル記事とは言い難い内容が書かれていたりする。
また、SEO対策はバッチリとされているので、
例えば「肺炎」と検索すると、
検索結果1位にWELQの記事が表示されるわけです。
健康や医療という命に関わる情報なのに、こんな事業がまかり通っていいのか!
それって、本当に困っている人の気持ちを考えてる?
という点が炎上となっているわけです。
その後welqは、このように発表しました。
いつもWELQをご利用いただき、心より御礼申し上げます。
弊社では、記事内容の信頼性を高めるため、公開されている記事について医師や薬剤師などの医学的知見を有した専門家や外部の薬機法等の知見がある専門家による監修を始めることをお知らせいたします。
2016年11月24日に、公開されている記事について、医師や薬剤師などの専門家に対し、医学的知見からの監修の依頼を開始いたしました。
また、2016年10月17日に、薬機法等に関する専門家が所属するパートナー企業に対し、同じく記事内容の監修の依頼を開始いたしました。
今後順次、公開されている記事について、専門家による監修を実施します。監修の結果、問題があると判断した場合は記事の削除等の措置を行います。
なお、医師による監修が完了した記事については、医師の氏名や顔写真、もしくは監修した病院・クリニック名を記事中に表記させていただきます。
さらに、上記の専門家による監修とは別に、弊社内において記事内容のパトロールチームを組成し、記事内容が適切であるか否かを確認してまいります。
また、読者の皆様からも記事内容について問題点のご指摘をいただけるよう、「記事内容に関する通報フォーム」を設置させていただきました。
こちらの「記事内容に関する通報フォーム」にてご連絡いただいた内容に関しましても、随時同専門家への確認を行う予定です。
引き続き、多くの皆様から信頼されるメディアを目指し、皆様のご意見を踏まえながら、より良い運営を行えるよう検討してまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
引用元:【お知らせ】「専門家による記事確認」および「記事内容に関する通報フォームの設置」について|WELQ [ウェルク]
サイトのあり方については、
いろんな方がいろんな場所で言及されている通りだと私も思います。
私が伝えたいのは、
ライターも情報発信者として、仕事を見定めよう!
ということです。
自分の仕事が、どんな風に掲載されるのか?
それが誰にどんな影響を与えるのか?
それを想像して、仕事をしようということです。
せっかく仕事をするなら、
人の役に立つような、お互いウィンウィンの仕事をしたいですよね。
それに、自分の仕事が人の役に立つどころか、
悪影響を与えていると知ったら、
ショックですよね。
そのために、以下をよく調べましょう。
・どこに掲載されるのか
・掲載先はどんなサイトか、どんな目的か
・運営会社はどんな会社か
クラウドソーシングなどで掲載内容だけでは、
判断が難しいかもしれません。
特に今回の運営元は、大手会社でした。
でも、案件をこなしていたら気づくこともあると思うんです。
自分が少しでも違和感を感じたら、
手を引きましょう。
どんな仕事にも、責任はあります。
ライターという職には、情報発信の責任があると思います。
こういった案件に手を出す人が減れば、
こういうことは無くなると思います。
いろいろな仕事がありますが、
今回の件は、その範疇を超えたから炎上したのだと思います。
お互い気をつけましょう ノ